見積もりを取る! ~ハウスメーカー編③~
新築・注文住宅を検討する際、多くの人が最初に悩むのが「どの業者に依頼するか」です。特に「ハウスメーカー」と「工務店」のどちらを選ぶべきかは、家づくりの満足度を大きく左右します。「住宅展示場に行ったら、何をすればいいの?」「住宅展示場にあるハウスメーカーに話を聞くにはどうしたらいいの?」と悩んでいる方も多いはず。本記事では、モツモツが家を新築する際に住宅展示場に行き、ハウスメーカーに話を聞いた時の事(続編)をご紹介します。
間取り図確認(2回目)
いよいよハウスメーカーからの間取り図案が来ました。しかし、イメージしていた間取りとは程遠い・・・
その時の話はこちら↓
2回目の間取り図も・・・
あまり心に響かなかった1回目の間取り案から1週間後、訂正した間取りとご対面。
お、お、お~ぃ・・・
各階の部屋数や広さは良い。リビング階段も良い。しかし、生活動線が・・・
トイレ動線、洗濯動線、風呂動線など、あまりよく考えられていない感じです。
やはり、工務店の社長が考えた間取りを超えるどころか、並ぶことさえもできません。

そう思ったモツモツと妻は、工務店社長が考案した間取りを参考に(というかほぼ同じ)、手書きした間取りを渡しました。

これなら工務店とハウスメーカーとで建築坪数も揃えられるし、比較もしやすいです。
2回作成してダメならあきらめる?!
営業マンに間取りを2回ほど作成してもらって納得いかない場合、その担当者から理想の間取りが出てくることは無いと思った方が良いです。
理想の間取りに出会うには、
- ①間取り設計が上手な担当者に出会う
- ②自分で納得いくまで考える
- ③プロの設計士に依頼して間取りを作成してもらう
の3パターンあると思います。
①は運です(笑)ただ、自分の理想・イメージを間取り設計の担当者に適切に伝えることができれば、ある程度良いものができる可能性があります。
②は、自分に相当なスキルが無い限り、時間だけ吸い取られて終わる可能性が高いです。モツモツも間取り図面作成用のフリーソフトを使用して作ってみたことがありますが、いつのまにか間取りのど真ん中に風呂が来ていたりと、訳の分からないことになっていました(笑)
③は、①も②もうまく行かないときの最終手段になると思います。仕事として頼むのですからお金もかかりますね。
[番外編]見積もり提出前に間取りは確定していなければダメ?
結論、見積もり提出前に間取りは確定していなくても大丈夫です。ハウスメーカーでは新築に使用する外壁や断熱材、屋根材といった材料は標準仕様で決まっているので、基本的には新築する間取りの坪数×単価で決定します。
ですから、見積もり確定後に「やっぱり部屋の位置・大きさを変えたい」となっても、新築の施工坪数が変わらなければ工事費は大きく変わりません。
現にモツモツも、見積もり確定後に2階の間取りを変えてもらいました。
押さえておきたいのは、建築面積の変動によって見積もり金額も変わることなので、焦って納得いかない間取りのまま確定したり、理想の間取りが完成するまで見積もりを待ったりするよりも、一度見積もりを出してもらった方が先に進むので良いですね。
見積もり確認
仮の間取りも決定し、いよいよ見積もり確認です。

税込み41,000,000円!!
おぉ~・・・やはり4千万超えるのか~。
ただ・・・工務店より7百万安いぞ。(工務店は税込み48,000,000円)
700万も安いからハウスメーカーで決まり?
いえいえ、しっかり内容を比較しましょう。
見積もり比較
忘れてならないのが、工務店もハウスメーカーも、見積もりには建物本体工事費以外に給排水設備工事費、ローンを組む際の諸経費など、家を建てるのに必要な経費が概算で含まれています。
ですから、見積もりを比較する際に大事なのは、ざっくり分けて
①建物本体工事費の価格差
②建物本体工事費以外の諸経費の有無
③項目は同じだが、価格差が大きいもの
となります。
①建物本体工事費の価格差
ここの比較は単純に見積もりに上がってきた「建物本体工事費」を比較すれば良いです。
- 工務店・・・33,500,000円(税抜き)
- ハウスメーカー・・・32,800,000円(税抜き)

②建物本体工事費以外の諸経費の有無
こちらは見積書をよく見て、どちらに何の項目の費用が入っていないのかよく確認しましょう。特に、何百万円もする項目の有無は要チェックです。
- 工務店にだけある項目
- 解体工事費・・・2,500,000円(税抜き)
- 外構工事費・・・1,500,000円(税抜き)※コンクリートたたき(犬走り)など
- ハウスメーカーにだけある項目・・・なし

※モツモツは過去キャリアで解体工事に知見があるので、ある程度の工事費用相場が分かるのでした。
なぜ見積もりの中に解体工事費が入っているのかはこちらをご覧ください↓
③項目は同じだが、価格差が大きいもの
同じ項目にもかかわらず、価格が百万円近く異なるものは要チェックです。場合によっては工務店やハウスメーカーに質問した方が良いこともあります。
- 地盤改良工事費
- 工務店・・・800,000円(税抜き)
- ハウスメーカー・・・100,000円(税抜き)
これに関しては、見積もり確認時にハウスメーカーの営業担当から説明があったので理解できました。
新築の際、建物を建てる土地の地盤調査をします。その結果、地盤が弱いとなれば地盤改良工事をしなければなりません。その時の工事費用が見積もりに載っているのです。

なるほど!ということは、工務店が出してきた800,000円は地盤改良工事が必要になった場合に確保しておくための金額で、もし地盤改良工事が不要な場合はおそらく全額返金になるのだろう。

そう考え、地盤改良工事費は700,000円の差があるとはいえ、比較対象に入れないことにしました。
比較結果
工務店の見積もり内容の
・解体工事費・・・2,500,000円(税抜き)
・外構工事費・・・1,500,000円(税抜き)
こちらがハウスメーカーの見積もりには無かったので、見積もり差額から差し引きます。
見積もり差額6,360,000円※-(2,500,000円+1,500,000円)=2,360,000円
※7,000,000円の税抜き価格がおよそ6,360,000円
その差、2,360,000円!
4千万クラスの買い物として考えると、そこまで大きくない価格差になっていることが分かります。

明確な価格差は無かったので、別の要素で考えることにしました。
次回に続く・・・


