新築・注文住宅の打ち合わせの流れ①
新築・注文住宅を検討している方にとって、「どんな流れで打ち合わせが進むのか」は非常に気になるポイントです。家づくりは一生に何度も経験するものではないため、事前に全体像を理解しておくことで不安を減らし、スムーズに進めることができます。本記事では、「新築」「注文住宅」「流れ」の3つのキーワードを軸に、モツモツの場合の打ち合わせの具体的な流れをわかりやすく解説します。
契約の流れ
見積もりの金額をそのまま契約するわけではない
見積もり(資金計画書)の内容が良ければ契約に進むのですが、この段階で見積もり(資金計画書)の金額で契約を結ぶわけではありません。
これは、この後の打ち合わせの中で間取りの微調整があったり、導入する設備の増減があったりした場合に金額が変わるので、それらが確定した段階で「工事請負契約書」を締結します。
初めて契約を交わしたのは「設計業務依頼」と「契約時金」
それでは最初に何を契約するのかというと、「設計業務依頼」と「契約時金」でした。
設計業務依頼料は約60万円でしたが、契約時金としてプラス40万円加算し、合計100万円を契約とともに支払うよう指示されました。

事実上、これを支払えば後戻りはできないということです。
まだローンの借入金が入金される段階では無かったので自前で出さなければならず、中々の痛手でしたが、なんとか踏ん張りました(笑)
※ちなみにこの段階までに住宅ローン審査も通り、見積もり(資金計画書)に借入金が反映されていますので、「契約時金支払ったのにローンに通らなかった!」という事態にはなりませんのでご安心を。
ハウスメーカーとの打ち合わせ その前に・・・
建具の決定
「いよいよ本格的に新築・注文住宅の打ち合わせだ!」と思いきや?!

ということで、台所、風呂、トイレ、カップボードといった建具を選びます。紹介されたのが、LIXIL, Panasonic, タカラスタンダードの三社のショールームでした。時間的余裕があれば良いのですが、モツモツはそうでは無かったのでLIXILのショールームだけ訪問し建具を決定しました。
ほしい建具を決めた後の流れは・・・
- 欲しい建具を決める
- 建具メーカーがハウスメーカーに見積もりを出す
- ハウスメーカーがその見積もりを基に、工事請負契約書に溶け込ませた形で施主に見積もりを出す
- 契約!
建材の決定
決める内容
建具を決定したら、最初に決めるのは建材です。屋根材、外壁材、内壁クロス(壁紙)、床材、カーテンレール、窓、ドア、照明など、決めることが盛りだくさんです。
ここからは営業マンは一線を退いて、設計担当がメインで対応してくださいます。コーディネーターも同席する日が一日だけありましたが、屋根材、外壁材、内壁クロス(壁紙)、床材の部分を主に担当してくださいました。
建具は量が半端ないので、本当に時間がかかります。半日いっぱい、場合によっては一日時間を取ることもあります。
「もう疲れた」「集中力が・・・」と感じることがあると思いますが、上手く選べると非常に満足度が上がりますので、頑張りましょう!ここは根気が必要です。
決めたその日で確定ではないので、時間を空けて変更したい部分があれば遠慮せず申し出ましょう。
カタログを見ながら決める
カタログを見て決めたのは、床材、カーテンレール、窓、ドアです。このあたりは実物を見て決められないので、自分の想像力で勝負です(笑)
もしくは、モデルハウスに使われている建材が気に入るようであれば非常に大きな参考材料になりますね。
サンプルを見ながら決める
打ち合わせ会場である事務所兼モデルハウスには屋根材、外壁材、内壁クロス(壁紙)のサンプルがあり、カタログを参照しながら実際に目で見て決めることができます。
モツモツの場合、屋根材はセラミック瓦が標準仕様となっており、色を決めるだけでしたのでさほど迷いませんでした。
外壁は窯業系サイディングというもので様々な種類があり、家の外観が決まるものですのでじっくり考えました。我が家の外壁は二色使いなので、色の組み合わせも吟味しなければなりませんでした。最終的には白系統と黒系統の色の組み合わせに決定。デザインがそれぞれ異なっており厚さも1mmほど差がありましたが、施工には問題ないとのことでした。実際、見た目も全然きになりません。
内壁クロス(壁紙)は更に大変でした。何十種類とある壁紙の中から、部屋ごとに決めていくからです。一つの部屋の中でも、「1辺はグレーで、他の3辺は白」といった具合に一部だけ変更することもできます。好きな人は好きかもしれませんが、モツモツには苦行でした。
しかし、1階と2階のトイレで壁紙の色を変えてみたり、寝室の1辺だけ色を変えてみたりしたことで、おしゃれな空間をなんとなく作ることができたと思います(笑)
照明計画は、提案内容を基に決める
照明については、間取り図面の上に「A」「B」などと表記し、「Aにはこの照明、Bにはこの照明」といった具合にカタログの該当商品情報だけを切り取ったものが掲載された照明計画を提案されました。これをもとに照明計画を作成していきます。
ここで皆さんに強くお伝えしたいのが、
ハウスメーカーの出してくる照明計画案を簡単に受け入れないこと!
皆さんがお世話になる工務店やハウスメーカーの担当者が照明計画に知見のある方であれば一定の信頼はおいて良いと思います。
ですが、モツモツの担当設計士はそうでは無かった・・・
ダウンライトにも集光タイプと拡散タイプがあり、使用用途に応じて使い分けることなども知らないようでした。
実際、その設計士は図面を照明器具メーカーに送り、メーカーの担当者が作成した照明計画をそのまま提案していたようです。
ですから、「なぜここにこの照明が必要なのか」といったことが分からないのです。照明計画案が出された時も、何も説明することなく「変更希望があったら教えてください」とだけ言われました。
モツモツの家は吹き抜けリビングです。吹き抜けリビングは、照明を理想的な位置に設置することで、夜の魅力的な空間が完成します。


というわけで照明計画には強いこだわりがあったので、ブログやYoutubeを活用して猛勉強しました。
妻はそうではなかったようです・・・(笑)
まとめ
特に重要なのは、初期段階でのイメージ共有と、詳細打ち合わせでの丁寧な意思決定です。家づくりは大きな決断の連続ですが、流れを把握し、一つひとつ丁寧に進めていけば理想の住まいに近づきます。これから新築・注文住宅を検討する方は、ぜひ本記事を参考に打ち合わせを進めてみてください。
