新築や注文住宅を検討する際、間取りやデザイン、設備などに目が向きがちですが、家づくりで最も重要と言っても過言ではないのが「耐震性能」です。日本は地震が多い国であり、住まいの安全性は家族の命や財産を守るうえで欠かせない要素です。

特にこれから長く住む新築・注文住宅では、地震に強い家を選ぶことが将来の安心につながります。この記事では、新築・注文住宅を検討している方に向けて、耐震性能の基礎知識やチェックしておきたいポイントを分かりやすく解説します。

耐震性能とは?

耐震性能とは、地震の揺れに対して建物が倒壊・損傷しにくい性能のことを指します。地震が発生した際に、建物の構造が揺れに耐え、住む人の命を守ることを目的としています。

新築住宅では、柱・梁・壁などの構造部分をバランスよく配置し、建物全体で地震の力を受け止めることで耐震性能を高めます。また、基礎や接合部の強度、建物の形状なども耐震性能に大きく影響します。

注文住宅の場合は設計の自由度が高い分、耐震性能を意識した設計を行うことがとても重要です。

新築・注文住宅で耐震性能が重要な理由

家族の命を守るため

地震による被害で最も怖いのは、建物の倒壊です。耐震性能の高い新築住宅であれば、大きな地震が発生した場合でも倒壊のリスクを大きく減らすことができます。

家族が安心して暮らせる住まいを実現するためにも、耐震性能は家づくりの最優先事項と言えるでしょう。

住み続けられる家にするため

地震によって建物が大きく損傷すると、修繕費が高額になったり、住み続けることが難しくなったりする場合があります。耐震性能の高い注文住宅は、地震後の損傷を抑える可能性が高く、長く安心して住み続けることにつながります。

住宅は何十年も暮らす資産です。将来の安心を考えると、耐震性能は非常に重要なポイントになります。

資産価値を守るため

耐震性能の高い住宅は、将来的に売却や相続をする際にも評価されやすい傾向があります。新築・注文住宅を建てる際に、しっかりとした耐震性能を確保しておくことは、住宅の資産価値を守ることにもつながります。

知っておきたい「耐震等級」

新築住宅の耐震性能を判断する指標としてよく使われるのが「耐震等級」です。これは住宅の地震に対する強さを示す基準で、1〜3の3段階で評価されます。

耐震等級1
建築基準法で定められた最低限の耐震性能です。数百年に一度程度の大きな地震でも倒壊しないレベルとされています。

耐震等級2
耐震等級1の約1.25倍の強さを持つ住宅です。学校や病院などの公共施設と同程度の耐震性能とされています。

耐震等級3
最も高い耐震性能で、耐震等級1の約1.5倍の強さがあります。消防署や警察署など、防災拠点となる建物と同等の耐震性です。

新築・注文住宅を建てる場合、可能であれば「耐震等級3」を目指すと、より安心感の高い住まいになります。

モツモツが発注した新築・注文住宅ハウスメーカーでは、最高ランクである耐震性能3が標準装備となっているので、安心です。

また、直系の両親等から新築・注文住宅にかかる費用を援助してもらうことになった場合、500万円~1000万円までの金額を非課税にすることができる制度(直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税制度)がありますが、その非課税制度を受けるための条件としてこちらの耐震性能が挙げられていますので、耐震性能が高いということは、建物そのもの以外にとっても恩恵があるということが言えます。「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税制度」については、モツモツの嫁方の両親から実際に援助を受けましたので、詳細については後日別の記事に載せたいと思います。

地震に強い注文住宅をつくるポイント

建物の形をシンプルにする

建物の形状が複雑になると、地震の揺れが建物の一部に集中しやすくなります。耐震性を高めるためには、凹凸の少ないシンプルな形状の住宅が有利とされています。

注文住宅ではデザイン性も重要ですが、耐震性とのバランスを考えた設計が大切です。

耐力壁のバランスを考える

耐力壁とは、地震や風の力に耐えるための壁のことです。家の中で耐力壁がバランスよく配置されていないと、地震の際に建物がねじれてしまう可能性があります。

新築住宅では、構造計算や許容応力度計算などを行い、建物全体のバランスを確認することが重要です。

信頼できる住宅会社を選ぶ

耐震性能は、設計だけでなく施工の品質にも大きく左右されます。新築・注文住宅を建てる際は、耐震設計の実績が豊富な住宅会社や工務店を選ぶことが重要です。

また、耐震等級や構造計算の有無などをしっかり説明してくれる会社かどうかも、判断のポイントになります。

後悔しない新築・注文住宅のために

新築・注文住宅は、一生に一度とも言われる大きな買い物です。デザインや設備も大切ですが、それ以上に重要なのが家族の安全を守る「耐震性能」です。

完成してから耐震性能を大きく改善することは難しいため、家づくりの初期段階からしっかり検討しておく必要があります。

住宅会社に耐震等級や構造設計について確認し、安心して長く暮らせる住まいを目指しましょう。

新築・注文住宅を検討している方は、ぜひ「耐震性能」という視点を取り入れて、後悔のない家づくりを進めてください。

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注文住宅対応ハウスメーカーで家を建てた二児の父親です。ハウスメーカー選びから新築引き渡し後のアフターフォローまで、実際の体験談を皆様にお伝えします。家を建てたいと思っている方や建築中の方の参考になれば嬉しいです♪