新築や注文住宅を検討している方にとって、「断熱性能」はとても重要なポイントです。見た目や間取りに目が行きがちですが、住み心地や光熱費、健康にも大きく関わるのが断熱性能です。特に寒暖差の大きい日本では、断熱性能の高い住宅にすることで快適な暮らしを長く維持できます。

この記事では、新築や注文住宅を検討している方に向けて、断熱性能の基本からメリット、住宅選びのポイントまでを分かりやすく解説します。


断熱性能とは?新築・注文住宅で重要な理由

断熱性能とは、外の暑さや寒さが室内に伝わるのを防ぐ性能のことです。住宅では主に以下の部分で断熱対策が行われます。

  • 屋根・天井
  • 外壁
  • 床下
  • 窓(サッシ・ガラス)

家の中で最も熱の出入りが多いのは「窓」と言われており、全体の約50%以上の熱が窓から出入りするケースもあります。そのため、新築の注文住宅では断熱材だけでなく窓性能も重要になります。

断熱性能が高い住宅では、外気温の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を保つことができます。


新築・注文住宅で断熱性能を高めるメリット

冷暖房費を抑えられる

断熱性能が高い住宅では、エアコンや暖房で調整した室温が逃げにくくなります。

例えば、

  • 夏:冷房の効きが良い
  • 冬:暖房の熱が逃げにくい

結果として、年間の光熱費を大きく削減できる可能性があります。

長く住む住宅だからこそ、新築の段階で断熱性能を高めておくことは、将来的なランニングコストの削減にもつながります。


家全体の温度差が少なくなる

断熱性能が低い住宅では、

  • リビングは暖かい
  • 廊下やトイレは寒い

といった温度差が発生しやすくなります。

このような温度差はヒートショックの原因になることもあります。

ヒートショックは特にお年寄りがいる家庭では要注意。年間2万人弱の方がヒートショックにが原因で死亡しているとのデータがあります。その中でも65歳以上の高齢者が大半を占め、気温が下がる冬場が特に危険とされています。

モツモツが以前住んでいた家(嫁の実家)は、「断熱性能って何ですか?」と言わんばかりの古い家で、冬場は脱衣所にセラミックヒーターが無いと居ても立っても居られないほど寒かったです。

しかし、断熱性能の高い家を建ててからはセラミックヒーターの出番は無くなりました。「こんなにも違うの?!」と衝撃と感激が同時にやってきました。

更には、モツモツの家には70歳過ぎた義理の両親も住んでいる(嫁の実家を解体してその土地に新築)ので、ヒートショックのリスクを減らすことができ安心しています。

注文住宅で断熱性能を高めることで、

  • 家全体が均一に暖かい
  • 廊下や脱衣所も快適

という安全で快適な住環境を実現できます。


結露を防ぎ住宅の寿命を延ばす

断熱性能が低い住宅では、冬場に窓や壁で結露が発生しやすくなります。

結露が発生すると

  • カビ
  • ダニ
  • 木材の腐食

などの原因になります。

新築の注文住宅で適切な断熱対策を行うことで、結露を抑え、住宅そのものの寿命を延ばす効果も期待できます。


新築・注文住宅で確認したい断熱性能の指標

新築住宅や注文住宅を検討する際には、「UA値」という指標をチェックすることが重要です。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは、
住宅の外壁・屋根・床・窓などからどれくらい熱が逃げるかを示す数値
です。

ポイントは次の通りです。

  • 数値が小さいほど断熱性能が高い
  • 高性能住宅では 0.6以下 を目安にするケースが多い
  • ZEH住宅ではさらに高い断熱性能が求められる

モツモツが発注したハウスメーカではUA値0.28以下を全国エリア標準としています。

住宅会社によって断熱仕様は大きく異なるため、注文住宅を検討する際には必ず確認しておきましょう。


注文住宅で断熱性能を高めるポイント

新築で後悔しないためには、以下のポイントを意識することが大切です。

窓の性能を重視する

窓は住宅の中で最も熱が出入りする場所です。

おすすめは

  • 樹脂サッシ
  • 複層ガラス
  • トリプルガラス

などの高性能窓です。

モツモツの家では「樹脂サッシ」「トリプルガラス」「アルゴンガス注入」といった特徴があり、驚くほどに冷気を遮断してくれています。窓を開けるとマイナス気温の冷気がブワッと入り込み、断熱性能の高さが伝わってきます。


断熱材の種類を確認する

注文住宅では断熱材の種類も重要です。

主な断熱材には次のようなものがあります。

  • グラスウール
  • 発泡ウレタン
  • セルロースファイバー

モツモツの家では「吹き付け断熱」を採用しており、「硬質発砲ウレタン」が使用されています。これについては別の記事で詳しく解説します。

それぞれ性能やコストが異なるため、住宅会社と相談して選びましょう。


気密性能(C値)も確認する

断熱性能と同じくらい重要なのが気密性能です。

気密性が低い住宅では、せっかくの断熱材の効果が弱くなってしまいます。

そのため注文住宅では

  • C値(隙間相当面積)
  • 気密測定の実施

なども確認すると安心です。C値についても別の記事で詳しく解説します。


まとめ|新築・注文住宅では断熱性能が暮らしの質を左右する

新築住宅や注文住宅を建てる際、断熱性能は見た目以上に重要なポイントです。

断熱性能の高い住宅には次のようなメリットがあります。

  • 冷暖房費を抑えられる
  • 家の中の温度差が少なくなる
  • 結露を防ぎ住宅が長持ちする

一度建てた住宅は簡単に断熱性能を変えることができません。だからこそ、新築の段階でしっかりと断熱性能を検討することが大切です。

これから新築・注文住宅を検討している方は、間取りやデザインだけでなく、UA値・窓性能・断熱材などの性能面にも注目して、長く快適に住める家づくりを目指しましょう。

ABOUT ME
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注文住宅対応ハウスメーカーで家を建てた二児の父親です。ハウスメーカー選びから新築引き渡し後のアフターフォローまで、実際の体験談を皆様にお伝えします。家を建てたいと思っている方や建築中の方の参考になれば嬉しいです♪